隣保事業(地域福祉事業)
外国にルーツをもつ子どもの学習支援教室 はいず


「はいず」は中国語で「子ども」という意味です。
外国にルーツをもつ子どものための学習支援教室「はいず」は2013年に開設されました。地域の中で外国にルーツを持つこどもたちが生活や学校の勉強で困っていることがわかり、地域のネットワーク会議から学習支援教室の設置が求められました。これを受けて、賀川記念館では特定非営利法人神戸定住外国人支援センター(KFC)と協働して学習支援教室を開始しました。2024年度からは賀川記念館の事業としての歩みを進めています。
はいず では「自分のルーツを誇れる居場所づくり」を土台に置きながら、子どものニーズに合わせて日本語学習、教科学習などをしています。子どもたちは様々な気持ちを抱えて来日しています。日本で暮らすこと、日本語を話すことに抵抗感を感じている子どもも少なからずいます。はいず では子どもたちの気持ちを大切にしながら少しでも日本での暮らしが豊かになるように支援をしたいと考えています。
日常会話には困らない子どもたちも、「学習言語」(勉強で使う言葉:習得するには5年から7年かかると言われている)に課題をもつ子どもたちが多くいます。たくさんのボランティアにご協力いただきながら、子どもたちの宿題を基本に、子どものペースに合わせて日本語学習、教科学習をしています。

本事業は、以下の団体様の助成金及び寄附金によって活動をしています。(2023年度)
 ・株式会社労祥記 「赤い羽共同募金:豚まん募金」
 ・中央共同募金会×三菱財団 「第4回 外国にルーツがある人々への支援活動応援助成」
 ・神戸市教職員組合 「児童福祉推進助成事業」
 ・社会福祉法人イエス団友愛幼児園 「クリスマス献金」
 ・キリスト教保育所同盟 「クリスマス献金」
  ※そのほか、個人の方より寄附金等もいただきました。

はいず
  • クラスについて
    <参加対象> 原則:小学生
         ※保護者の方も申しみいただけます。
          詳しいことは賀川記念館にお問い合わせください。
          ボランティアの状況によりお断りをする可能性があります。
    <時間>   火曜日/金曜日  16:00~17:30
    <月謝>   1,000 円(週1回の参加)